ホーム栄養価 カリウム ジャックフルーツにはミネラルが含まれていますが、中でも特に多いのがカリウムです。ジャックフルーツに含まれるカリウム量は、バナナよりも豊富です。同じ100gで比較すると「バナナ:360mg」、「ジャックフルーツ:448mg」と、豊富と言われているバナナよりも1.2倍ほど多くなります。カリウムは体の余分な水分の排出を促すために重要な栄養です。利尿作用によって水分の代謝に働き、むくみの解消に効果的です。また、過剰な塩分の排出を行う効能もあり、高血圧の予防に有効です。また、体の電気信号を発生させたり情報伝達作用を円滑にし、筋肉の収縮を上手く機能させることで脱力感などの症状も防ぐ効能もあります。 カルシウム カルシウムは骨や歯を成長させたり強くするのに不可欠なミネラルです。骨粗しょう症などの骨の病気や、虫歯を防ぐ効能があります。この他にもカルシウムの効能には、筋肉の収縮や血液の凝固作用、細胞の機能を調整する働きを持っています。カルシウムはビタミンDと一緒に取ることによって、吸収率がアップします。 マグネシウム ジャックフルーツは、マグネシウムも含むフルーツです。その量は生の果物類では比較的上位にあたります。マグネシウムは、カルシウム、リンとともに骨や歯を形成するのに必要なミネラルとして知られる栄養です。マグネシウムは、インスリンの働きを良くする効能もあるので、血糖値の調節に不可欠です。また、マグネシウムの摂取量が増えるほど、糖尿病のリスクも下がるとされています。また、近年の欧米型してきた食事によって、日本人の食生活ではマグネシウムや他ミネラルが慢性的に不足しています。それらを補完することができるジャックフルーツやアーモンドなどで、補うようにしましょう。 β-カロテン、ビタミンC ジャックフルーツの栄養には上記以外にも、β-カロテン、ビタミンC、食物繊維のペクチンを含みます。βカロテンは抗酸化作用を持つ栄養で、体内では必要量だけビタミンAに変化し、生活習慣病や老化予防、粘膜や肌を保護する効能があります。また、ビタミンCは肌のハリを保つコラーゲンの合成を促がしたり、紫外線によって発生するメラニン色素の生成を抑えるといった効能があるため、美肌や美白の効果が期待できます。 こんな効果も・・・ そして、食物繊維は便秘の解消や血糖値の上昇を緩やかにする働きがあり、肥満を予防する他、お通じを良くすることで毒素を排出して、肌荒れの予防にもつながります。このように、ジャックフルーツは肌荒れやシミやシワなどの肌トラブルの予防に役立つ栄養が含まれている果物です。